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「もりおかSUMMERガーデン」今年も開催へ オリジナルドリンクに初挑戦

「一緒に乾杯しましょう」と「サマガー カンパイ!おじさん」こと実行委員の土方さん

「一緒に乾杯しましょう」と「サマガー カンパイ!おじさん」こと実行委員の土方さん

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 地元飲食店などが出店するイベント「もりおかSUMMERガーデン」が7月12日から、盛岡八幡宮内特設会場(盛岡市八幡町)で開催される。

トロピカルをテーマに開発された「ONE SUMMER DAY 2024」

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 中心市街地の活性化などを目的に2018(平成30)年に始まった同イベント。2020年と2021年は新型コロナ禍の影響を受けて中止したが2022年に再開し、今年で5回目を迎え、市民からは「サマガー」の愛称でも親しまれる。

 今年も会期を2週間に分け、7月12日~15日をクール1、19日~21日をクール2として計7日間開催。雨天にも対応できる全天候型の席と屋外開放型のスタンディングテーブル合わせて700席以上を用意する。フードは両クール共通出店者を含め、各クール11店舗の出店を予定している。

 ドリンクブースではビールやワイン、日本酒、ソフトドリンクなどを販売するほか、初の試みとして、紫波町を拠点とするハードサイダーブランド「Green Neighbors Hard Cider(GNHC)」とコラボレーションした会場限定販売のハードサイダー「ONE SUMMER DAY 2024」を提供。同社が昨年もりおかSUMMERガーデンに初出店したことをきっかけに「オリジナルドリンクを作ってみないか」と実行委員会へ声をかけたという。

 醸造長の及川貴史さんは「会場の独特の盛り上がりや楽しい雰囲気を肌で感じ、それが気に入っていた。来年も出店できるのであればもっとイベントに貢献したい、盛り上げたいと思って提案した」と振り返る。

 「ONE SUMMER DAY 2024」は夏を連想する「トロピカル」をテーマに開発。さまざまなフルーツの組み合わせや配合を検討し、岩手県産のリンゴにマンゴー、マンダリン、パッションフルーツをブレンドしたトロピカルな香りと、どんな料理にも合わせやすい「キレのある味わい」に仕上げた。「イメージ通りの味に仕上がった」と及川さん。「初めてハードサイダーを飲む人にも飲みやすい味になっている。このドリンクを片手にさまざまな料理を楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

 イベント実行委員で「サマガー カンパイ!おじさん」こと土方剛史さんは「来場者の皆さんにいろいろなものを楽しんでほしいと思い、オリジナルアルコールドリンクという新しい取り組みに挑戦した。皆さんと一緒に、サマガーがある夏の一日に乾杯したい」と呼びかける。

 開催時間は7月12日・19日=15時~21時、13日・14日・20日=11時~21時、15日・21日=11時~19時。

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