暮らす・働く

盛岡ターミナルビルが新スタイルで入社式 多くの人が「初舞台」見守る

多くの人が見守る中「初舞台」を踏んだ新入社員の皆さん

多くの人が見守る中「初舞台」を踏んだ新入社員の皆さん

  • 4

  •  

 「ホテルメトロポリタン盛岡」や「盛岡駅ビル フェザン」を運営する「盛岡ターミナルビル」の入社式が4月1日、「ホテルメトロポリタン盛岡 NEW WING」(盛岡市盛岡駅前北通)1階の「エストレーノ」で行われた。

[広告]

 同会場で入社式を行うのは今回が初めて。普段はホテルロビーラウンジとなっているが、結婚式場としても使用する。ホテルを運営する同社らしさを表現するとともに、新入社員がこれから接客・サービス業に従事することから利用客にも見える場所で入社式を行うことを決めたという。結婚式場としての名前である「エストレーノ」はスペイン語で「初舞台」を意味することから、新入社員らの初舞台にふさわしい会場としても選ばれた。

 本年度は19人が入社。同社の役員や先輩社員、新入社員の家族、利用客らが温かい拍手で迎えた。

 松澤一美社長は「このチームに皆さんを新たなメンバーとして迎えることをうれしく思う」と新入社員らを歓迎。「新入社員の皆さんだけではなく私を含め社員一同で、私たちは岩手、盛岡、そして北東北の魅力をいかし切れているか自問自答していくことが必要。ここでは失敗を恐れず、新しいことにチャレンジすることが奨励されている。皆さんのこれからの活躍を楽しみに、皆さんの成功を全力でサポートする」と話した。

 先輩社員を代表し、2019年に入社した川村詠人さんが「ここで働く私たちこそが地域や北東北の魅力を発信していく指名を担っていると自負している。私も慣れるまでは数え切れないほど多くの失敗を経験した。失敗を克服し、自分の糧としていくことで、組織の成長にもつながる。時には高い壁に行く手を阻まれることもあるが、皆さんには先輩社員や同期の皆さんが寄り添い、支えになってくれる」と伝えた

 辞令交付を受け、新入社員代表の佐藤凛さんは「盛岡の玄関口となるこの会社から、豊かな文化や伝統、四季折々の美しい自然など温かい盛岡の街並みの魅力を広め、地域社会に貢献するよう努める。皆さんのご指導、ご助言をいただきながら、着実に前進する」と誓いの言葉を述べた。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース