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盛岡・ZOOMOのウインターシーズン始まる 冬の動物たちにも会いに来て

雪の中に静かに座るホンドギツネも冬毛でもこもこ(写真提供=ZOOMO)

雪の中に静かに座るホンドギツネも冬毛でもこもこ(写真提供=ZOOMO)

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 盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ、盛岡市新庄)が11月から、ウインターシーズンの営業を始めた。

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 同園は今年の4月にリニューアル開園。リニューアル前は冬の間を休園期間とし、数日間の臨時開園を行っていた。リニューアル後は4月から10月までをレギュラーシーズン、11月から3月をウインターシーズンとし、冬の休園期間を設けず通年開園する。

 通年開園は1989(平成元)年に盛岡市動物公園として開園して以来、34年間で初の試みとなる。広報担当の森敦子さんは「私たちもどきどきわくわくしている。冬の動物たちの姿を皆さんに見てもらう楽しみと、皆さんが来園してくれるかなという不安もある」と話す。同園は山の上にあり、冬は寒さも厳しく、雪の量も少なくない。「スキー場に来るつもりで防寒をお願いしたい。雪が降ると園内の坂を利用してそり遊びも楽しめると思う」と森さん。

 ウインターシーズンは開園時間を短縮。飼育している動物の福祉と生活の質の向上のため、飼育担当者が動物と向き合う時間を十分に確保することを目的に休園日も週2日に増やす。動物たちは冬毛へと変わり、もこもこした冬ならではの姿を見られるという。冬眠している動物の一部については、有料イベントなどで冬眠の様子をそっと観察できるようにする。そのほか、園内では厳しい冬を乗り切る生き物や植物の暮らしぶりと工夫を学ぶ自然観察会なども企画している。

 森さんは「冬の動物園にも遊びにきてもらえるとうれしい」と呼びかける。

 開園時間は10時~16時(入園は15時30分まで)。水曜・木曜休園(祝日の場合は開園)。入園料は高校生以上=1,000円、小・中学生=500円。

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