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「いしがき」4年ぶり通常開催へ 完全復活に向けクラウドファンディングも

これまでの支援へのお礼も伝えるクラウドファンディングページ

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 野外音楽イベント「いしがき MUSIC FESTIVAL 2023」が9月24日に開催される。

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 2007(平成19)年から毎年開かれてきた音楽フェス。盛岡城跡公園をメイン会場に、中心市街地に複数のステージを設け、多数のアーティストが各所でライブを行う。2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて中止。2022年は例年よりステージ数を減らし、飲食エリアを限定するなど感染症対策を施した上で3年ぶりの開催となった。

 今年は新型コロナ禍前と同じ規模の10ステージを設置。Ken Yokoyama、HAWAIIAN6、The BONEZなど計96組が演奏する。今年の出演者の中には岩手出身者も多く、岩手出身者がメンバーに加わるCody・Lee(李)やドミコ、二戸市出身の4兄弟バンド・SaToMansion、盛岡出身のバンド・The Muddies、大船渡市出身者のバンド・FUNNY THINK、花巻市出身の日食なつこさんが出演する。

 今年の開催テーマは「継続」。東日本大震災や新型コロナ禍などさまざまな困難を乗り越えて継続してきて15回目を迎える。4年ぶりの通常開催を目指し、運営費用を確保するため、今年もクラウドファンディングを9月20日まで行う。限定グッズを販売し、その売り上げを全て運営費に充てる。目標金額は300万円で、9月12日時点で180万円を超える支援が集まっている。

 実行委員会の黒沼亮介さんは「内陸から沿岸まで岩手ゆかりのアーティストが多く出演するが、特に若い世代の活躍を見てもらいたい。さまざまなジャンルのアーティストが集まっているので、タイムスケジュールを細かくチェックして、たくさんのステージを回ってもらいたい」と呼びかける。当日は雨に見舞われることも多い「いしがき」だが、黒沼さんは「今年は絶対晴れるので、日傘を忘れずに」と期待を込める。

 10時開演予定。全ステージ入場無料。

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