ビアガーデンイベント「SIDE-Beer(サイド・ビア) Magic Hour Festa × Kanan Jazz in August」が8月3日~5日、盛岡バスセンター(盛岡市中ノ橋通1)の3階屋上広場「PARK SIDE-B」と「ホテルマザリウム」の屋内ラウンジで開催される。
同施設では今年の春から季節ごとのイベントを企画。施設がある河南地区と周辺地域のにぎわい創出に貢献するとともに、入居するテナントの知名度向上や施設利用のきっかけづくりを目指している。
施設を運営する「盛岡ローカルハブ」の担当者・小笠原康則さんは「夏のイベントといえばビアガーデン」と笑顔を見せる。開催日を盛岡さんさ踊りや肴町の盛岡七夕まつりと合わせることで、盛り上がりの相乗効果にも期待を寄せる。
イベント名の「SIDE-Beer」は、屋上広場の名前「SIDE-B」にかけている。SIDE-Bはもともと、旧盛岡バスセンターの解体後の跡地を活用した市民広場の名前として使われていた。同広場では定期的にイベントが開かれてことから「SIDE-Bのにぎわいが戻ってきたという気持ちを持つ人もいるかもしれない」と小笠原さん。SIDE-Bの名前を残したイベントを続けていきたいという思いも込めた。
当日は施設内にテナントとして入居する飲食店などが出店。ビールやワインなどのドリンクや、海産物やステーキ、ギョーザといったメニューを提供する。
イベントのもう一つのコンセプトは「ジャズ」。会場となる屋内ラウンジには、ジャズピアニスト・穐吉敏子さんの作品や功績などを紹介する「穐吉敏子JAZZミュージアム」が併設されていることにちなみ、「Kanan Jazz」と題して毎日2組のジャズバンドが演奏を行う。
小笠原さんは「屋上でのビアガーデンも最近は珍しくなったと思う。ジャズの演奏が聞こえてくる新しい形のビアガーデンを提案したい。新しいバスセンターの屋上で夏を楽しんで」と呼びかける。
開催時間は3日・4日=16時~20時30分、5日=15時~20時。会場内での飲食はチケット制。2,200円分の前売りチケットを2,000円で販売するほか、当日は会場内で1,000円分のチケットを販売する。前売りチケットはホテルマザリウムと盛岡ローカルハブ(盛岡駅西通)で取り扱う。