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肴町「十三日」で真夏のビアガレージ イベント通じて出会いと縁を広めて

真夏のビアガレージのロゴ画像

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 小型商業施設「十三日(トミカ)」(盛岡市肴町)で7月29日、「十三日祭り 真夏のビアガレージ」が開催される。

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 同施設は昭和初期に建てられた木造の建物をリノベーションし、2017(平成29)年5月に開業。現在は飲食店が入居するほか、シェアオフィスやレンタルギャラリー、半屋外のフリースペースなどを備える。毎年5月・6月には周年記念のイベントを催してきた。

 今回のビアガレージは施設の運営メンバーの「十三日でビアガーデンをやってみたい」というアイデアから始まった企画だという。施設の管理人としてシェアオフィスに入居する伊藤隆宗さんは「周年イベントに合わせるといっても、5月や6月はビアガーデンを開くには早過ぎる、秋だと遅過ぎる。それならば夏に周年イベントをやってみようということになった」と話す。

 同施設でのイベントは、世代や性別を限定せずに来場しやすい内容としてきた。酒をテーマにしたイベントは、シェアオフィスの利用者向けのワイン会や日本酒会など小規模なものを行っていたが、施設全体のイベントとしては今回が初めて。屋根のあるガレージが会場となることから「ビアガレージ」とした

 当日は紫波町の「グリーンネイバース ハードサイダー」や、兵庫県の「明石ビール」、京都府の「京都醸造」、愛媛県のかんきつジュース、クラフトコーラ専門店「伊良コーラ」などのドリンクを提供するほか、盛岡市内の飲食店2店が出店しおつまみを販売する。施設に入居する飲食店「エピスリーシトロン」と「MARU3」でもイベントに合わせた限定メニューを用意する予定。柑橘(かんきつ)ソムリエによるテイスティング講座やシルクスクリーンのプリント体験といった有料ワークショップも行う。

 提供するドリンクや出店者は、運営メンバーと交流がある人や出身地など「縁」や「つながり」をきっかけに選んだという。「縁やつながりを皆さんと共有する機会にもなれば」と伊藤さん。「運営メンバーも、私のようなシェアオフィス入居者も、皆さんと一緒にイベントを楽しみたいと思っている。地域とにぎわいを分かち合える時間にしたい。ビアガレージで県内外の知らない味に出合って楽しんで」と呼びかける。

 開催時間は11時~19時。入場無料。ワークショップはメールで事前予約を受け付ける。

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