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もりおか魅力発信大使に天津木村さん 「魅力たくさん、あると思います」

「もりおか魅力大使」に就任した天津木村さん(右)と握手を交わす谷藤市長(左)

「もりおか魅力大使」に就任した天津木村さん(右)と握手を交わす谷藤市長(左)

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 盛岡市の魅力を国内外へと発信し、知名度の向上などに取り組む「もりおか魅力発信大使」に、漫才コンビ「天津」の木村卓寛さんが任命され、7月18日に就任式が行われた。

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 盛岡は今年、米国・ニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ「2023年に訪れるべき52カ所」の一つに取り上げられ、国内外から注目を集めている。これを受けて市では情報発信の強化や来訪者の利便性向上などに取り組んでいる。今後、さらなるシティープロモーションを進めるため、盛岡の歴史や文化、豊かな自然といった特性や魅力を国内外に紹介する人材として新たに「もりおか魅力発信大使」を設置した。

 もりおか魅力発信大使の第1号に選ばれた木村さんは兵庫県姫路市出身。岩手県内で放映されている民放番組のMCに就任したことをきっかけに、2021年に盛岡へ移住。岩手での暮らしの魅力を伝える「いわて暮らしアンバサダー」や、県産農畜産物をアピールする「純情産地いわて応援団長」としても活動している。

 移住から2年半ほどになる木村さん。「初めて来た時に『良い街やな』と思った。2023年に行くべき52カ所に選ばれたことで、最初に感じた気持ちは間違いじゃなかったと確信した。良い街やなと思ったことをそのまま発信するお手伝いができれば」と話す。

 就任式では谷藤裕明市長が木村さんに委任状を手渡し、「盛岡は今、国内外から注目を集めている。多くの人へ魅力を伝えるためにも、木村さんに大使として活躍してもらいたい」と伝えた。

 木村さんは「外から来た人間だから分かる魅力を外部の人へお知らせするというのもあるが、岩手・盛岡に住んでいる皆さんにも再認識してもらって、『ここって良いんだ』『ここってきれいなんだ』と思ってもらえたら、熱量が上がっていくと思う。街が持っている熱を一緒に上げていきたい」と話す。「食べ物はおいしく、人は温かくて、街の規模感もちょうど良く住みやすい。城下町で、歴史が残る地域の独特の良さもある。渋民地域から見た岩手山の景色も好き。盛岡に魅力たくさん、あると思います」とアピールする。

 木村さんは今後、大使として市が主催するイベントの司会や宣伝担当を務める予定。

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