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「2023ミスさんさ踊り」決まる 熱意ある5人、祭りに笑顔の花添える

2023年のミスさんさ踊りに選ばれた5人。(後列左から)岡根さん、星さん、照井さん、(前列左から)菊池さん、菅野さん

2023年のミスさんさ踊りに選ばれた5人。(後列左から)岡根さん、星さん、照井さん、(前列左から)菊池さん、菅野さん

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 盛岡さんさ踊りの魅力などをPRする「2023ミスさんさ踊り」を決めるコンテストの最終審査が5月20日、「プラザおでって」(盛岡市中ノ橋通1)で行われ、5人のミスさんさが選出された。

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 今年は昨年より20人以上多い48人が応募。1次審査を通過した11人が最終審査に進み、5人のミスさんさ踊りを決定する。最終審査は4年ぶりの公開審査となり、家族や友人などが見守る中、11人はそろいの浴衣姿で審査に臨み、自己PRや盛岡さんさ踊りへの愛、活動への意気込みなどを審査員へ伝えた。

 審査員からは「練習を続ける体力に自信はあるか」「ミスさんさとしてどのような影響を与えたいか」などの質問がされたほか、審査の最後には審査委員長の鈴木稔さんから「5人のチームワークを良くするためにどのようなことができるか」「ミスさんさになる覚悟はあるか」の2点を問われた。11人はそれぞれ「チームでの会話を大切に」「自分が努力している姿を示す」「歴代ミスさんさの中でも名前を出してもらえる人になる」「ミスさんさの活動を第一に考える」などと答え、熱意を見せた。

 審査の結果、「2023ミスさんさ踊り」に選ばれたのは、岡根瞳さん、星菜々さん、照井友梨香さん、菊池理子さん、菅野那菜さん。名前が呼ばれた瞬間、涙をにじませる様子も見られ、会場にいた家族や友人らから歓声が上がる場面もあった。鈴木さんは選ばれた5人に向け「ミスさんさ踊りは、さんさ踊りだけではなく盛岡・岩手のPR大使となる。チームワークと覚悟の思いを大切に今年のさんさを盛り上げて」と激励した。

 審査後のインタビューで、最初に名前を呼ばれた菊池さんは「最初に名前を呼ばれると思わず驚いた。本当にうれしい」、小さい頃からミスさんさ踊りに憧れていたという星さんは「エントリーした全員の思いを持って5人で頑張りたい」、名前が呼ばれた瞬間に涙がこぼれた菅野さんは「泣かないようにしようと思っていたが、思わず涙があふれてきた」、昨年も応募し2度目の挑戦となった岡根さんは「諦めずに挑戦して良かった。当日は笑顔で踊りたい」、審査では「ミスさんさ踊りに就職するつもりで応募した」とアピールした照井さんは「この5人で一緒に、健康と笑顔を大切に1年間盛り上げたい」と、それぞれ喜びや決意を話した。

 5人は22日から研修で盛岡やさんさ踊りの歴史やミスさんさ踊りとしての立ち振る舞いなどを学び、その後、約2カ月間にわたって踊りの練習を積み、7月に三ツ石神社で行われる奉納演舞で初披露。8月1日から始まるパレードの先頭で踊るほか、1年間を通じて県内外での派遣活動に取り組む。

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