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もりおか歴史文化館が「れきぶんひろめ隊」募集 ファンが広報担当者に

もりおか歴史文化館外観

もりおか歴史文化館外観

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 もりおか歴史文化館(盛岡市内丸)が現在、同館の広報活動などを行う「れきぶんひろめ隊」を募集している。

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 同館では2019年度まで、盛岡の歴史や文化、同館への理解を深めるため「歴文館サポーターズ ふたば」の募集を行ってきた。ふたばの会員は複数のグループに分かれ、収蔵資料を使った研究や事業のサポートなど取り組んできたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて活動の継続が難しくなり、2020年で終了となっていた。

 コロナ禍による規制が緩和され始め、今年から新たに同館のファン活動を行うサポーターを募集することを決定。今回は研究活動などは行わず、同館をより多くの人へ知ってもらうことを目的に、広報活動や応援に取り組むファンを「れきぶんひろめ隊」の隊員として募集する。

 隊員としての活動期間は7月から1年間。応募資格や年齢制限は設けないが、18歳未満は保護者の同意が必要となる。活動内容は同館の広報活動と各種事業への積極的に参加することで、広報物の配布やSNS・口コミを含めたあらゆる方法での情報・魅力の発信といった広報活動への協力、各展覧会の観覧、イベントや講座への参加、同館のウェブサイトやSNSの閲覧などを行う。広報活動は家族や友人、知人など隊員個人でできる範囲に限る。特典として、同館が主催する展覧会への招待や広報物の個別送付を行う

 募集は4月10日から開始。以前、ふたば会員として活動していたファンからも申し込みがあるという。活動内容は異なるが、「れきぶんひろめ隊」を「ふたば」の後継と位置付け、今後は隊員が活動する中で「やってみたい」と思い付いたアイデアにも少しずつ対応していく予定としている。

 同館の担当者は「今は誰でも情報発信ができる時代。博物館好きな皆さんはSNSでの発信も得意なのではないかと考えていた。歴文館ファンの皆さんが広報担当者となって、一人の職員のように一緒に取り組んでもらいたい。れきぶんひろめ隊の目的の一つは、歴文館自体に愛着を持ってもらうこと。ファンから大ファンになったり、隊員の発信によって歴文館に訪れるきっかけが増えたりしたらうれしい」と話す。

 希望者は入会申込書に必要事項を記入の上、同館へ郵送・持ち込み・メールのいずれかで提出する。入会申込書は同館内などで配布するほか、ウェブサイトからダウンロードできる。募集人数は50人で、応募者多数の場合は抽選とする。締め切りは5月31日必着。

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