80年の県公会堂で現代アートイベント-県内の作家10人が参加

9月3日に岩手県公会堂では記者発表が行われた。

9月3日に岩手県公会堂では記者発表が行われた。

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 現代芸術の作家たちによる芸術イベント「岩手県公会堂アートショウ2007」が10月6日より、岩手県公会堂(盛岡市内丸2)で開催される。2年ごとにビエンナーレ形式で開催される同イベントの開催は、2005年夏に次いで今年で2回目。

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 参加する作家は主に岩手県内に在住するアーティストが中心で、前回から引き続いて参加する8人のほか2人の若手が参加する。作家は石川美奈子さん、岡田卓也さん、片桐宏典さん、ケイト・トムソンさん、小林志保子さん、千葉奈穂子さん、本田健さん、本田恵美さん、百瀬寿さん、森眞一さん。

 9月3日に岩手県公会堂で行われた記者発表の席で、実行委員長の宇夫方康夫さんは「岩手県公会堂は創建してから80年の歴史のある建物。歴史的な意味もそうだが、近代コンクリート建築のパイオニアと言われるこの建物で、参加出品する作家たちがその空間をどのようにコラボレーションするかを見てほしい」と語った。

 また、アートディレクターを務める彫刻家の片桐宏典さんも「前回やってみて、あらためてこの公会堂の空間が制作の場としてインスパイアされることを実感した。どのような作品に仕上がるか楽しみ」という。

 開催時間は10時?21時。観覧無料。21日の最終日には参加作家らの出品によるオークションも開催予定。10月21日まで。

岩手県公会堂アートショウ2007岩手県公会堂

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