もりおか町家物語館(盛岡市鉈屋町)の大正蔵で6月18日から、「2022年度もりおかお酒の学校 ワイン編」が開催される。
「もりおかお酒の学校」は2015(平成27)年に開始。もりおか町家物語館が旧岩手川酒蔵鉈屋町工場跡をリニューアルした施設であることから、「かつて酒蔵であった場所から、お酒について発信したい」という同館職員らの声に応えて企画したという。ワイン編、日本酒編、ビール編とジャンルごとにお酒に学ぶ講座を行っている。
毎年開催を続けていたが、2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止。人気が高い講座だったことから再開を待ち望む人も多く、「今年はやらないんですか?」という声も届いていたという。今年は県内外でイベントを再開している状況もあり、感染症対策を徹底し2年ぶりの開校を決めた。
今回はワイン編で、「世界一周チーズの旅」がテーマ。ワインと相性の良いチーズを一緒に学び、世界のワインとチーズのペアリングを楽しみながら知識を深める。講座は6月から8月までの全3回で、1回目はチーズの基本知識、2回目はフランスのチーズ、3回目はイタリアのチーズについて学ぶ。
もりおか町家物語館の担当者は「合わせるものによって楽しみ方が違ってくるのがワインの魅力。今回はいろんなチーズと合わせて味わってもらいたい。感染症対策をしっかり行いながら、皆さんと一緒にワインとチーズを学んで、楽しい時間を過ごせれば」と呼びかける。
受講料は全3回分=1万3,500円。定員は先着12人。空席がある場合は単発での受講も可能(1回5,000円)。参加には申し込みが必要。6月3日10時から、もりおか町家物語館まで電話(019-654-2911)もしくはメールで受け付ける。今月10日締め切り。