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岩手のワイナリーと伝統工芸のコラボギフト発売 環境に配慮したアイデアも

年輪をデザインした手拭いにくるまれたジュース(左)とワイン(右)

年輪をデザインした手拭いにくるまれたジュース(左)とワイン(右)

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 ワイナリー「神田葡萄(ぶどう)園」(陸前高田市)と染め物店「巴染工」(盛岡市紺屋町)が4月29日、ワインやジュースを手拭いでラッピングしたギフトセット「SHI-KI(しき)」を発売した。

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 同ギフトセットのコンセプトは、「『手仕事で生まれたワインとジュースを手ぬぐいで包み、届けたい』それは“これから”を続けていくことができる私たちの取り組みの一歩」。通常は廃棄される包装紙や紙袋、化粧箱などの「ラッピングごみ」を減量しようと2社が共同で商品化した。デザインやブランディングを通じて地域事業者のサポートなどに取り組む地域商社「manorda(マノルダ)いわて」がプロジェクトの企画段階から支援を行っている。

 神田葡萄園では昨年からラッピングを減らす取り組みを始めたという。「良いタイミングでこの企画がやってきたと感じた」と社長の熊谷晃弘さん。「ギフトのコンセプトにも共感していて、ラッピングを減らして手拭いで包むというのも面白い。ワインやジュースを楽しんでもらった後も、いろんな使い方ができる」とも。

 ギフトは岩手県産のナイアガラを使った白ワインとクラフトジュースの2種類。手拭いとラベルには歴史を表す年輪がデザインされている。手拭いは注ぎ口が細い特殊なヤカンで染料を生地の上に注いで染める伝統技法「注染(ちゅうせん)」で仕上げた。ワインには淡いグレー、ジュースには黄色が使われている。

 巴染工の常務・東條良子さんは「どちらも色出しが難しい色で、職人が試行錯誤しながら作り上げた。ラッピングだけではなく、包みを取った後はテーブルウエアやインテリア、そして本来の手拭いとしても長く使える。手拭いの使い方の提案にもつながったと思う。デザインも含めてただただすてきで、今回のコラボが本当にうれしい」と話す。

 「SHI-KI」というネーミングには、「100年以上の歴史を持つ2社が過ごした100回の四季を岩手の春夏秋冬と共に感じてほしい」という思いや、「これからも続いていこうとする未来の象徴」という意味を込めた。

 熊谷さんは「神田葡萄園と巴染工は同じ100年企業。歴史を感じながら楽しんでもらいたい」、東條さんは「古い技法を使った染めと、100年のワインの歴史あるコラボ。大切な人への贈り物や自分へのご褒美に使ってもらいたい」と呼びかける。

 価格はワイン=3,500円、ジュース=2,700円。盛岡市内ではパルクアベニュー・カワトクCUBE-II、リカーコート プロースト、らら・いわて盛岡店で取り扱う。

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