食のイベント「Homies Kitchen in KIPPUSHI Vol.2」が4月23日、木伏(きっぷし)緑地(盛岡市盛岡駅前通)で開かれる。
同イベントを立ち上げたのは、市内のイタリアンレストラン「リストランテシカザワ」のシェフ・鹿澤靖幸さん。鹿澤さんは岩手の食材や食文化を発信するさまざまな活動に取り組み、「盛岡を盛り上げる食にまつわるイベントを開きたい」という思いで、鹿澤さんと親交のあるゲストを招き、昨年から始めた。
昨年に続いてゲストとして迎える多田昌豊さんは、日本人で初めてパルマハム協会の公認を受けた、日本唯一のパルマハム職人。イタリアの老舗で修業し、現在は岐阜県に工房を構える。鹿澤さんとはイベントなどを通じて知り合ったという。
当日は多田さんによる切りたての生ハムが1プレート2,000円で販売されるほか、鹿澤さんによるイベント限定の限定メニューも提供。県内3つのワイナリーが出店するブースや、飲食ブースも設ける。このほか、県内のハンドメード作家によるクラフトマーケット「KIPPUSHI CRAFT MARKET」、ソロキャンパーが集まる「Iwate Solo Camper Meeting」、市内のカーディーラー「エヌズ・ステージ」によるアウトドア向け車両の展示も行われる。
Homies Kitchen事務局の藤井健さんは「多田さんの作るパルマハムはシルクのような質感で、口に入れた瞬間に溶けてしまうような、他ではなかなか味わえない生ハム。世代を問わず、誰でも楽しめるイベントになっているので、足を運んで、パルマハムや岩手の食、ワインを味わってもらいたい」と呼びかける。
開催時間は11時~21時(クラフトマーケットは18時まで)。入場無料。