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肴町ハロウィーン「ネット仮装コンテスト」今年も 創意工夫で楽しみ届ける

「ネット仮装コンテスト」のお手本。オフィシャル画像を写真に入れるのがルール

「ネット仮装コンテスト」のお手本。オフィシャル画像を写真に入れるのがルール

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 盛岡市肴町商店街振興組合が現在、「肴町ハロウィーンフェスティバル2021ネット仮装コンテスト」の参加者を募集している。

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 「肴町ハロウィーンフェスティバル」は2000(平成12)年に始まった商店街の恒例イベント。仮装した子どもたちが商店街の店舗を巡ってお菓子をもらう「トリックオアトリート」や、仮装者によるパレード、仮装コンテスト、ハロウィーンにちなんだブース出店などを毎年行っていた。「トリックオアトリート」には例年約400人の子どもが参加し、仮装コンテストには約100人の参加者がいるほどの盛況ぶりだった。

 昨年は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して、ブース出店は中止。「トリックオアトリート」は規模を縮小して行った。仮装コンテストはアーケード内に人が集まることを避け、感染症対策のアイデアを盛り込んだ「ネット仮装コンテスト」として、参加者の写真を集めてオンライン上で初開催。約30点の写真が集まり、参加者たちの工夫を凝らした仮装や、子どもたちの可愛らしい仮装姿に反響が集まった。

 昨年は肴町商店街を含め市内のイベントがほとんど中止になっていたため、ハロウィーンの開催についても議論が行われていたという。一方で、子どもたちが楽しめる場所も減っていたことから、子どもたちや親からは開催を喜ぶ声が集まった。

 今年の肴町ハロウィーンフェスティバル実行委員長を務める中村祐輔さんは「今の子どもたちは何かと我慢することが多い日常を過ごしていると思う。そんな子どもたちに肴町のイベントに行ったのが楽しかったと思い出してもらえるように今年も準備を進めていると話す。

 今年も仮装コンテストはオンラインで実施。昨年は特設フォームで写真を募集したが、今年はインスタグラムを通じて参加を募る。参加する場合、肴町商店街振興組合青年部の公式インスタグラムをフォローし、ハッシュタグ「#肴町ハロウィーン2021」もしくは「#SakanaHF 2021」を付けて仮装の写真を投稿する。インターネット上にある他人の画像の不正使用を防止するため、写真撮影時にはネット仮装コンテストのオフィシャル画像を印刷したものか、画像を表示させた画面、もしくは紙などに「肴町ハロウィーン2021」と手書きしたものを持つのがルール。集まった写真は審査を行い、入賞作品を選定する。今年はオリンピック・パラリンピックイヤーにちなんで、「金・銀・銅」の3つの賞を用意して景品を贈呈するほか、入賞しなかった参加者に抽選でハロウィーンオリジナルのトートバッグを届ける。

 今年は非接触の形でブース出店を復活予定。アーケード内の北日本銀行肴町支店前に設置したストリートピアノのブースを活用して大きな「おばけかぼちゃ」を展示し、その重さを3択で当てる「オレのおもさは何キロだ!?」ゲームの企画を進めている。

 中村さんは「肴町全体で感染対策をして皆さんのことを待っている。ネット仮装コンテストでも皆さんのハロウィーンの仮装を自慢してもらいたい」と呼び掛ける。

 仮装コンテストの募集は10月31日まで。応募時の注意事項は公式ホームページに掲載する。

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