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盛岡・マリオスで「ランチマルシェ」開催中 盛岡駅西口エリアにもにぎわいを

4月5日にスタートした「マリオスランチマルシェ」

4月5日にスタートした「マリオスランチマルシェ」

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 複合インテリジェントビル「マリオス」3階エントランスロビー北側(盛岡市盛岡駅西通2)で現在、県内の飲食店などが出店する「マリオスランチマルシェ」が開催されている。

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 「マリオス」がある盛岡駅西口エリアには企業や学校、マンション、複合施設などが立ち並び、ハード面での整備はされているが、エリア内外での交流が足りない点が課題となっていたという。そこで、交流やにぎわいを生み出すきっかけづくりとしてイベントの開催を検討し、今回は初めてのイベントとして、生活に密接した「食」にフォーカスしたものを企画した。

 同ビルを運営する「盛岡地域交流センター」の担当者は「西口エリアは暮らしに関わる施設が多く、用事がある場所にだけ訪れる人がほとんどのためエリア内の回遊にはなかなかつながらない。イベントを通じてエリア内での交流を促していきたい」と話す。

 周辺で働く人や施設の利用者と、隣接するバスターミナルの利用者が多いことから、開催日時を平日の昼に設定した。今回は実験的な側面もあるためイベントとして成立しやすい時間帯を選んだ。出店しているのは「インドレストラン カバブ」「オオクラ弁当」「三陸海鮮酒場 浜来」「もりおか炭火居酒屋 原価市場」の盛岡市内に店を構える飲食店・弁当店のほか、紫波町のパン店「THE BAKER」の5店。「THE BAKER」のみ月曜と木曜だけの参加となる。

 スタートから2週間が経過し、楽しみに待つ利用者も増えてきた。観光客が立ち寄ることもあるといい、一定の効果は見えつつある。イベントのチラシでは出店者だけではなくマリオス館内のレストラン2店についても紹介し、館内利用の促進にもつなげる。

 今回のイベントで得た意見や感想を集約し、次に向けた動きに進めたい考えもある。担当者は「マリオスがオープンしてから長い時がたつが、マリオスについてよく知らないという人も少なくない。マリオスは暮らしや観光、アート、ビジネスなどの複合的な機能が一つになった場所。このイベントがマリオスへ訪れる機会になればと思う。駅かいわいでは味わえないグルメが集まるので、普段西口になじみのない皆さんにも気軽に立ち寄って楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は平日の11時~14時。4月28日まで。

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