滝沢市とIGRいわて銀河鉄道が連携し、滝沢市のキャラクター「ちゃぐぽん」とIGRいわて銀河鉄道のキャラクター「ぎんがくん・きらりちゃん」がコラボレーションしたデザインを作成した。
この取り組みは、「滝沢市地域公共交通網形成計画」の施策の一つとして、IGRいわて銀河鉄道の認知度向上、地元のマイレール意識の醸成、利用促進を目的に実施するもの。利用者や地域住民に親しみを持ってもらおうと作成された、ちゃぐぽん・ぎんがくん・きらりちゃんの3キャラクターによるコラボデザインが8月7日に滝沢駅でお披露目された。
7日のお披露目セレモニーには滝沢市の主濱了市長、IGRいわて銀河鉄道の浅沼康揮社長が参加。応援隊として駅近隣の「川前保育園」の園児ら、ちゃぐぽん、ぎんがくん、きらりちゃんが駆け付けた。
お披露目されたコラボデザインは2種類。イラストには「ちゃぐぽん」がIGRの制服姿で登場し、車両に乗ったぎんがくん・きらりちゃんとともに描かれたものと、ちゃぐぽん・ぎんがくん・きらりちゃんが並んで「電車ごっこ」を楽しむものが作成された。コラボデザインは駅舎正面に設置するほか、駅舎内も装飾。8月中は川前保育園の園児によるコラボデザイン塗り絵も掲示される。
IGRのファンクラブ会員だという主濱市長。「公共交通機関を市民にとってより利用しやすいものにしていこうと、地域公共交通網形成計画を基にさまざまな施策に取り組んできた。今回のコラボもその一つ。新型コロナウイルス感染症の影響でIGRを含め公共交通機関の利用者は減っているが、しっかり対策を行った上で運行を続けている。親しみやすさや利用しやすさを感じてもらい、地域の皆さん、必要な皆さんに利用してもらうことが大切。身近なマイレールとして応援したい」とあいさつした。
浅沼社長は「滝沢市からの声掛けで実現したコラボ。このような状況だからこそ、地域に密着した取り組みをしていきたい。もっと多くの皆さんにIGRを知ってもらい、利用してもらうきっかけとして、キャラクターたちを親しんでもらいたい」と呼び掛ける。