盛岡市役所本庁舎1階エレベーターホール(盛岡市内丸)で現在、「もりおか暮らし物語写真展」が開催されている。
市では2014(平成26)年から、市民が撮影した盛岡の魅力が伝わる風景や行事などの写真を募集する「もりおか暮らし物語写真館」という取り組みをスタート。集まった写真は市公式フェイスブックで紹介するほか、PR素材としても活用してきた。
今回の写真展は、フェイスブック上だけではなく、より多くの人に写真を見てもらおうと初めて企画した。展示している写真は全24枚で、春・夏・秋・冬の季節ごとにそれぞれ6枚の写真を選定した。風景を中心に、季節のイベントなどさまざまな作品が並ぶ。
「もりおか暮らし物語写真館」では随時市民からの写真も募集。市ホームページの専用フォームのほか、フェイスブックのメッセージ機能を利用したアップロード、CD-Rなど記憶媒体の郵送で受け付ける。作品は、自然の風景やまちなみ、伝統文化、祭りなど「盛岡の魅力」撮影した写真で、市内で撮影もしくは市外から盛岡を望む構図で撮影したもの、人物が写る場合は個人を特定できないものに限る。
応募の際は作品名、撮影場所、撮影者の氏名もしくは仮名、撮影時のエピソードや思い、撮影者の連絡先を明記し、JPEG形式で過度な修正や加工を行っていない写真のデータを添える。集まった写真から、盛岡の魅力が伝わる写真としてふさわしいものを選び、フェイスブック上で紹介する。
写真展は市役所での展示終了後、市内公民館への巡回も予定している。市広聴広報課の担当者は「普段暮らしている盛岡の街を、市民目線で撮影した写真を通して見ることで、また違った魅力や良さも感じられると思う。足を運んで作品を楽しんでもらうとともに、皆さんの力作も心から待っている」と呼び掛ける。
開催時間は8時30分~17時30分(最終日は15時30分まで)。今月26日まで。