盛岡市子ども科学館(盛岡市本宮)で12月21日、小学生を対象とした「プログラミング講座」が行われる。
今回が初開催となる同講座。主催するのは同館が運営している「盛岡市少年少女発明クラブ」で、子どもたちが持つ創造性を発揮できる学習の場を提供してきた。今回はクラブに所属しない子どもたちにも「自分のアイデアを形にする体験」に挑戦してもらおうと広く参加者を募り、学校での学習もスタートする「プログラミング」をテーマにした講座を開く。
講座では小さなコンピューター「micro:bit(マイクロビット)」を教材にし、プログラミングに挑戦。温度や光といったさまざまなものに反応するセンサーがどのように動くかを学び、実際にプログラミングしながらセンサーをどのように制御すればいいか、身の周りにあるセンサーを組み合わせるとどのようなことに使えるかなどを考える。
同館の担当者は「プログラミングというと、パソコンの画面上だけのものと思っている子どもも多い。今回は自分が組んだプログラムで物が動くところまで体験するので、より実感が湧くと思う。体験しながら生活の中にあるプログラミングについて理解を深め、『もっと便利にできないかな?』というような考えをどんどんしてもらえるとうれしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~12時と13時30分~15時30分の2回。参加無料。参加には事前の申し込みが必要。来館もしくは電話(019-634-1171)で受け付ける。定員は各回16人。申し込みは12月20日まで。