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紫波・オガールで「tupera tupera絵本ライブ」 子どもにプロの技術に触れる機会を

「tupera tupera」が手掛ける絵本「いろいろバス」と「ぼうしとったら」

「tupera tupera」が手掛ける絵本「いろいろバス」と「ぼうしとったら」

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 「tupera tupera(ツペラツペラ)絵本ライブ」が6月8日、「オガールプラザ」内紫波町情報交流館(紫波町)2階大スタジオで開催される。

ゲストの「tupera tupera」亀山達矢さん

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 「オガールプラザ」の開館7周年を記念し、施設に入居する紫波町図書館と共催で開く。オガールプラザが位置する「オガールエリア」には、図書館のほか保育園や小児科、子ども向けの英会話スタジオ、子育て支援施設などがあり、子どもと家族が一緒に利用し楽しめるエリアとなっている。

 今回のイベントは、「子どもたちにもっと楽しんでもらいたい」という思いと、「紫波町の子どもたちがプロのアーティストと触れ合う機会を増やしたい」という思いから考案された。イベントを企画した「オガール企画」代表社員の高橋望さんは、さまざまな分野で活躍する人に向けて、「オガールへ来てもらえないか」と連絡を取り続けてきた。

 高橋さんは「紫波町は隣接する盛岡市に比べて、プロのアーティストが訪れる機会が少ない。紫波にいても、プロと触れ合える場が提供できればという思いがあった。断られることも多いが、今回のようにつながることもある。紫波に新しい文化を、そして元気を届けたい」と話す。

 今回は、絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、アートディレクションなど幅広い分野で活躍するアートユニット「tupera tupera」の亀山達矢さんをゲストに迎え、「tupera tupera」が手掛ける絵本の読み聞かせや切り絵などを行う。他会場でのイベントでは子どもの笑いが絶えない様子も見られるという。

 親子はもちろん、大人のみでの参加も歓迎。すでにイベントを心待ちにする絵本好きの大人も多いという。高橋さんは「大人の皆さんにもぜひ絵本を通じて笑顔になってもらいたい」と話し、「共働きの世帯も増え、子どもと向き合い、触れ合う時間も少なくなっていると感じる。イベントを通じて、子どもたちと触れ合う時間にしてもらえたらうれしい」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~12時。料金は中学生以上の前売が1,500円、当日は2,000円。小学生以下は無料。チケットは紫波町情報交流館のほか、盛岡市の川徳、Cyg art gallery、電子チケット販売サイト「パスマーケット」で取り扱う。

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