ワークショップ「マイABCはんこをつくろう」が6月1日・2日、「プラザおでって」3階大会議室(盛岡市中ノ橋通1)で開催される。
ワークショップを主催するのは、盛岡にゆかりのある著名人や関係者の手紙にまつわる資料などを展示する「盛岡てがみ館」。同館の来館者は小・中学生や修学旅行生、年齢層が高い世代が多いという。普段は来館しない世代を呼び込もうと、対象を18歳以上の「大人」に絞ったワークショップを初めて企画した。
今回のワークショップでは自分のイニシャルにちなんだ図柄とアルファベットを組み合わせた、オリジナルの消しゴムはんこを作る。デザインは参加者自身が考え、自分だけの「ABCはんこ」作りに挑戦する。
消しゴムはんこを題材に選んだのは、中津川周辺地域の店舗や施設が参加している「紺屋町かいわいスタンプラリー もりおか中津川まち歩きスタンプラリー(紺スタ)」との出合いがきっかけ。紺スタのスタンプデザインを手掛ける「紙町銅版画工房」主宰の岩渕俊彦さんがワークショップの講師を務める。
同館の担当者は「これまで子ども向けのワークショップは開催してきたが、大人向けというのは初めて。普段は施設に訪れない世代の皆さんにも興味を持ってもらえればうれしい」と話し、「作ったはんこを手紙に押して楽しんでもらいたい。その手紙を友達や大切な人へ送ってもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は13時30分~15時30分。受講料は500円。定員は各日20人。申し込みは電話(TEL 019-604-3302)で受け付ける。先着順で、定員になり次第締め切り。