8月24日に発表された「地域ブランド調査2007」で、盛岡市は77位と100位以内に食い込んだ。
この調査結果は、ブランド関連の調査・コンサルティング会社「ブランド総合研究所(東京都港区)が同日、都道府県会館で行われた「地域ブランド結果発表会」で発表したもの。昨年は51位だった盛岡市は、NHKの朝の連続ドラマ「どんど晴れ」の影響も及ばず77位にランクを後退させた結果となった。魅力を評価するポイントは18.9ポイントだった。
同社のサイトによると、今回行われた「地域ブランド調査」は日本国内の782都市と東京23区、さらに地域ブランドに感心の高いとされる195町村の計1,000市区町村を対象に、全国で6地域に分けてサンプリングされた10代~60代の一般消費者約3万人からインターネット通じて得た調査回答を集積し分析したもの。
1位は昨年に引き続き札幌市で、以下2位=京都市、3位=横浜市と続いた。ちなみに上位10位以内に北海道の4都市が入るなど北海道勢が健闘。今回発表された100位以内にランクインした東北勢は16位に仙台市(宮城県)が上位20位内に食い込んだほか、以下52位=弘前市(青森県)、71位=青森市(青森県)、77位=盛岡市、79位=十和田市(青森県)、88位=湯沢市(秋田県)、97位=気仙沼市(宮城県)の7都市だった。
この結果を知った盛岡市民からは「う〜んビミョー」「100以内ならいいのでは」「住みやすい町だと言われているのにちょっと低いかも」といった意見が聞かれた。