WOWOWで放送されるテレビドラマ「連続ドラマW そして、生きる」の撮影が4月に盛岡で行われる。現在、エキストラを募集している。
作品は今夏放送予定で、有村架純さん、坂口健太郎さんが出演。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」などを手掛ける岡田惠和さんが脚本、映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」などでも知られる月川翔さんが監督を務める。
物語は東北と東京を舞台に、過酷な運命を生きる2人の男女と彼らと巡り合わせた人々の人生を描いたヒューマンラブストーリー。有村さんが演じる生田瞳子は交通事故で両親を亡くし、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られる。地元アイドルとして活動する中で女優を志す瞳子は、東京で開催されるオーディションに挑むが、その前日に東日本大震災が発生。その後、瞳子は気仙沼でのボランティア活動に参加し、そこで坂口さん演じる清水清隆に出合う。
盛岡市内での撮影は4月3日から6日までを予定。場所は東家前や主膳堂などで行われる。募集条件は18歳から50代くらいまでの男女で、撮影時間は数時間の予定だが、当日の進行状況により、集合・終了時間が前後する場合、気候や撮影場所の都合により急きょ撮影を中止する場合がある。
盛岡市内・近隣地域でのロケ支援などを行う盛岡広域フィルムコミッションの担当者は「東北も舞台になる作品で、盛岡でも撮影が行われるのがうれしい。多くの人に参加してもらえれば」と呼び掛ける。
募集に関する詳細と応募方法は盛岡広域フィルムコミッションのフェイスブックに掲載している。締め切りは3月25日。