オガール紫波(紫波町紫波中央駅前2)の「オガール広場」と「オガールプラザ紫波町情報交流館」で6月23日・24日、「オガール市」が開催される。
同イベントは、「紫波町情報交流館」で月に2回開かれていた「オガールでわくわくふれあい市」を前身にしたもの。ハンドメード作品の販売やフリーマーケット、セラピー体験、手作り体験など、毎回10~20店ほどが参加していたが、より多くの人へ「オガール」の魅力を届け身近な場所で家族一緒に楽しめるイベントにしようと、規模や会場を拡大し名称も改めた。
イベントには1日約70店舗、2日間で計約100店舗が出店。ハンドメードやアート、フード、農家などさまざまなジャンルの出店者が参加する。出店者は普段から講座や施術などでオガールを利用している個人・団体のほか、県内各地からも集まる。イベントを主催する「オガール企画」の高橋望さんは「オガールをいつも利用している皆さんを知ってもらいたいという思いも強い。オガールに来ると良い出会いがあると感じてもらえれば」と話す。
24日には「紫波町情報交流館 大スタジオ」で、松本野々歩さん(コケストラ、ショピン)と田中馨さん(元SAKEROCK、ショピン)による音楽ユニット「チリンとドロン」のコンサートを開催。歌とコントラバスによる、親子や家族でリラックスして楽しめるコンサートを届ける。コンサート会場にはオガール内にある「オガール保育園」の園児らが描いた絵も飾られる予定。
高橋さんは「いつかオガールで音楽イベントをやりたいという考えもあったので、アーティストと近い距離でゆっくり楽しめる時間を届けられれば」と話し、「日常の中でちょっとしたぜいたくや非日常を味わってほしいという思いを込めたイベント。家族や友人を誘っても、もちろん1人でも歓迎」と来場を呼び掛ける。
開催時間は両日とも10時~16時30分。入場無料。「チリンとドロン」のコンサートは11時開演。チケットは大人=1,500円、小学生以下=500円、未就学児無料。紫波町情報交流館で取り扱う。