紫波町で「第1回マルツ万博」 こけしをテーマに国内外から作品集め

こけしTシャツを手に「ぜひ遊びに来て」と呼び掛ける吉田さん

こけしTシャツを手に「ぜひ遊びに来て」と呼び掛ける吉田さん

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 オガール紫波(紫波町紫波中央駅前2)オガール広場で6月9日・10日、「第1回マルツ万博 コケシの祭典」が開催される。

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 同イベントを主催するのは紫波町を拠点に活動するデザイン事務所「マルツ工房」で、主催としてイベントを企画するのは今回が初となる。青森でこけし雑貨を製作しているハンドメード作家「COOKIES(クッキーズ)」との出会いをきっかけに、コラボレーションイベントを開くアイデアが生まれたという。その後、「イベントを作るのなら、どこでもやっていないようなものを」という思いで企画をスタートした。

 イベントには同工房の代表吉田つとむさんが、仕事や趣味などを通じて入り合ったデザイナーや作家らが参加。岩手県外に加え、国外から出品のみの参加を含め全21の個人・団体が集まった。今回は参加者らへ「こけし」をテーマにした作品の製作を依頼し、普段の作品のほかにこけしをイメージした作品も並ぶ。当日は飲食ブース7店も出店。紫波町在住の三味線奏者藤原翼さんによる三味線ライブも予定している。

 今後、テーマを変えながら年に1回開催する構想もあるという。吉田さんは「初めての主催なので不安も大きい。継続することで岩手・紫波のイベントとして知名度を上げたい気持ちもあるが、まずは今回を成功させたい」と意気込み、「どうせやるなら普段はイベント出店をしない仲間を集めたいという思いで企画した。これまでのクラフトイベントでは見たことがないような、面白くて、珍しい、少し変わったものが集まっている。家族みんなで遊びに来て」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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