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盛岡で「第1回いけにえ映画祭」開催へ ホラー映画を大勢で

「お祭り気分でホラー映画を見よう」と呼び掛ける実行委員会の皆さん。映画に登場する殺人鬼「レザーフェイス」の姿も

「お祭り気分でホラー映画を見よう」と呼び掛ける実行委員会の皆さん。映画に登場する殺人鬼「レザーフェイス」の姿も

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 「あさ開 十一代目源三屋」(盛岡市大慈寺町)で6月16日、「第1回盛岡いけにえ映画祭」が開催される。

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 同映画祭は、トビー・フーパー監督によるホラー映画「悪魔のいけにえ」を上映するもの。映画祭を主催する「盛岡ファンタスティック映画祭実行委員会」は昨年、映画「ゾンビ」を上映する「第1回盛岡ゾンビ映画祭」を開催。満席となり、ゾンビ風の仮装をした来場者や親子で足を運ぶ人もいたという。その後、次の上映作品を選定する中で「ゾンビの次はこれしかない」と候補に挙がったのが「悪魔のいけにえ」だった。

 実行委員会の小田中卓也さんは「前回上映した『ゾンビ』も、今回上映する『悪魔のいけにえ』もホラー映画の代表作として知られているが、同時に『聞いたことはあるけど、見たことはない』という作品の代表でもあると思う」と話し、「怖い映画ではあるがユーモアを感じるシーンや、笑いを誘うところも多い。何よりも1人ではなく大勢で見ることで怖さが和らぐ」とも。

 当日は「悪魔のいけにえデジタルリマスター版」の上映とともに映画をイメージした「いけにえ弁当」を提供。弁当はレストラン「ステラモンテ」が担当し、スタッフが映画を鑑賞して、映画の舞台となるテキサスをイメージしたメニューや作品の内容に合わせたメニューを考案した。仮装での来場や声を出しての鑑賞も歓迎する。

 実行委員会の高橋大さんは「40年前の作品で、盛岡での上映も恐らく40年ぶり。映像の美しさやドキュメンタリーのように描かれる人物像は今見ても古さを感じない。若い世代が見たら新しさも感じられるかもしれない」と話し、同メンバーの工藤昌代さんは「残酷な演出を楽しむのではなく、料理やお酒を味わって、みんなで盛り上がりながら作品を見てほしい。1つのイベントとして、お祭り気分で参加して楽しんで」と呼び掛ける。

 17時開場、17時30分開演。チケットは弁当・ワンドリンク付きで3,500円。「あさ開地酒物産館」で取り扱うほか、イベント告知サービス「こくちーず」から取り置きを受け付ける。

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