盛岡市が現在、市内の公園の利活用について考えるワークショップからイベントなどの実施までを行う「もりおか公園活性化交流広場」のメンバーを募集している。
同広場は4年前にスタート。岩山公園・高松公園・中央公園・盛岡城跡公園の4つを題材に、毎年、参加者が各グループに分かれて利活用を考えるワークショップやイベントの企画・実施までを行ってきた。
通常、都市公園で催しをする際は都市公園条例の規制がかかるが、同広場で実施するイベントに関しては、市の事業の一環として行うため特例で規制緩和を図る。昨年は岩山公園、高松公園、盛岡城跡公園でイベントが行われ、来場者から好評を得た。本年度もすでに2つのイベントが実施に向けて動き始めている。
これまでは市の公園みどり課が公園利用についての相談を受け、その内容によって広場への参加を勧めたり、既存のメンバーが周囲に声を掛けたりして、毎年数人ずつメンバーを増やしてきた。応募の形を取るのは今回が初めて。間口を広げ、新しいメンバーが気軽に参加しやすいような環境を整える。
応募期間や参加条件は設けず、市内の公園に興味があり、「公園で何かやってみたい、にぎわいのある場所にしたい」という思いがあればメンバーになれる。応募は公園みどり課への電話(TEL 019-639-9057)、メール、ファクス(FAX 019-637-1919)で受け付ける。
同課の担当者は「公園を使いたいという皆さんがいるのなら、ぜひ活用してほしいというのが私たちの思い。メンバーと連携・協力しながら、公園の新しい活用方法を生み出してもらえれば」と呼び掛ける。