雑貨店「shop+spaceひめくり」(盛岡市紺屋町、TEL 019-681-7475)が現在、「小さなねこネコ猫集会2018」を開催している。
同イベントは猫にまつわる雑貨を集めた展示即売会。2月22日の「猫の日」があることから、2月を「猫の月」として2012年から毎年開催している。同店店主の菊池美帆さんも2匹の猫と暮らす猫好き。「猫が好き」「猫はかわいい」という思いを共有したいという気持ちから始まり7回目を迎え、毎年楽しみにしている人も多いという。
菊池さんは「とにかく猫の良さを分かち合いたい、共感し合いたいという気持ちがあった。普段は猫の話ばかりするわけにはいかないけれど、店を訪れる皆さんと心置きなく猫トークができるのも楽しい」と話す。
今回は紙町銅版画工房、さいとうゆきこさん、坂本千明さんの3作家による作品の展示販売を行う。紙町銅版画工房は猫をデザインした消しゴムはんこ、さいとうさんは猫のイラストを使ったポストカードやミニカード、ブローチなどの布製品、坂本さんは紙版画作品を中心に、冬の雨の日に出会った猫との日々をつづった書籍「退屈をあげる」(青土社)が並ぶ。そのほか、食器や絵本などの猫グッズも取り扱う。
展示の一角には「ねこの室内飼いのススメ」「ペットショップにいくまえに」といったフリーペーパーも並ぶ。猫からペットなどの動物が置かれている状況や環境について知ってほしいという思いを込めた。
菊池さんは「どこから迎えるか、どのように暮らしを共にするか、動物の命に関わる話は切り出しづらい話題。この展示に合わせて小さなことでも話ができたら」と話し、「模様や性格に違いや個性はあっても、どの猫もかわいいことに違いはない。猫っていいなあという気持ちを共有したい。小さな集会だが足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は10時30分~18時30分(最終日は16時まで)。木曜定休だが、2月22日は猫の日のため営業する。2月27日まで。