男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」が来年2月2日から「盛岡タカヤアリーナ」(盛岡市本宮5)で開催される。
これまでのデビスカップの国内開催地は東京都の「有明コロシアム」だったが、同施設が東京オリンピックに向けた改修工事に入り、2018年は使用不可となる。そこで日本テニス協会は、昨年国体を開催した実績があることから、盛岡を開催地に選んでいた。
盛岡で開催されるのはワールドグループ1回戦の「日本対イタリア」。2月2日~4日の3日間で、シングルス4試合、ダブルス1試合が行われる。期間中はアリーナ内に仮設ハードコート1面を設置し、5000人が観戦できるように仮設の観客席も設ける。12月13日にはイタリア代表の関係者らが会場を視察。会場の雰囲気や設備、交通の利便性などを高く評価した。
日本テニス協会広報委員会委員長の八田修孝さんは「出場選手は対戦初日の10日前に発表となるので、楽しみに待っていてほしい」と話し、「デビスカップはサッカーでいうところのワールドカップのようなもの。パフォーマンスが高い世界レベルの試合を盛岡で観戦して盛り上がってもらいたい」と呼び掛ける。
チケットの一般発売は今月24日から。イープラス、楽天チケット、ローソンチケット、チケットぴあで取り扱う。