盛岡の生花店に100個のジャックオーランタン 今年はミニカボチャ大集合

ハロウィーンの装飾と共に飾られた「ヒャックオーランタン」

ハロウィーンの装飾と共に飾られた「ヒャックオーランタン」

  • 2

  •  

 生花店「花の館津志田店」(盛岡市津志田中央3)が現在、100個以上のジャックオーランタンを飾り付けた「ヒャックオーランタン」を展示している。

1つ1つ違う表情のジャックオーランタンが並ぶ

[広告]

 同店が「ヒャックオーランタン」の展示を行うのは今年で3年目。自家農園で花の苗などを生産し販売する同店では、ハロウィーンの時期に合わせて、飾り用のカボチャの販売とパンプキンカービングを展示する「パンプキンパッチ」としても営業している。当初は展示する数も少なかったが、地域住民などから好評を得て数を増やし、2015年から100個のジャックオーランタンの展示を始めた。

 店長の山田清秀さんは「店の周辺は通学路になっているので、特に登下校中の子どもたちが喜ぶ姿がうれしい。通りがかった人や車の中から飾りを見た人が、驚いたり笑ったりしている様子を見るのも面白い」と話す。

 今年は夏場の天候不順の影響を受け、パンプキンカービングに適した大きなサイズのカボチャの収穫量が例年より少なかったという。展示も難しい状況ではあったが、手のひらに乗るサイズのミニカボチャに表情をかたどったシールを貼ることを考案。完成した100個以上のジャックオーランタンを祭壇風に飾り付けた。

 小さなジャックオーランタンは妻の英さんの手作りで、一つ一つ表情を変えている。英さんは「ミニカボチャはたくさんあるので、何とかしようと思っていた。小さいからこそできることを考えて並べていくうちに、数も多くなってにぎやかな装飾が完成して良かった」と話す。

 展示されているカボチャは購入もでき、希望者にはジャックオーランタン作りのアドバイスも行っている。清秀さんは「色んな顔のカボチャがいるので、自分や家族、友達に似ているものを探すのも面白いと思う。昨年よりもパワーアップしたヒャックオーランタンをぜひ楽しんで」と呼び掛ける。

 営業時間は9時~20時。17時~22時まではライトアップする。観覧無料。10月31日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース