高松公園（盛岡市上田）多目的広場で9月24日、「にゃんと!?ワンだふる会」が開催される。

　同イベントは盛岡市民が市内の公園の活性化を図り、公園の活用法を考える「公園活性化交流広場」の高松公園チームが企画。高松公園には「高松の池」があり、地域の人が散歩やウオーキングなどで日常的に訪れるほか、桜・紅葉の観光名所としても親しまれている。園内には多目的広場が整備されているが、広場を使ったイベントの開催例は少ないという。同園には犬などのペットを連れて訪れる人も多いことから、昨年は犬をテーマにしたイベントを行った。

　チームメンバーの細田真理子さんは「高松公園自体の知名度はあるが、広いスペースがあること、そのスペースをイベントごとに活用できることを知っている人は少ないように感じる。高松公園を利用する新しい目的の一つとして認識してもらえれば」と話す。

　今年は犬だけではなく猫もテーマにイベントを企画。動物いのちの会による犬と猫の譲渡会をメインに、犬と猫について学べるインフォメーションコーナー、高松公園の隣にある盛岡市立図書館の司書が選んだ犬と猫に関連する書籍を集めた青空図書館を設置するほか、救助犬のデモンストレーションを行う。

　当日は飼育している動物を連れて入場できるようにし、来場者が感想を書き込める寄せ書きコーナーも用意する。細田さんは「飼い主でもそうでない人でも楽しめるイベントを考えている。このイベントが交流の場になって、新しい取り組みや活用法を見つけるきっかけにもしたい。ぜひ足を運んで」と呼び掛ける。

　開催時間は10時～13時。入場無料。動物を連れて来場する場合はリードやケージの利用が必要。動物と一緒の場合は譲渡会会場には入場できない。問い合わせは盛岡市公園みどり課（TEL 019-639-9057）まで。