「紫波町情報交流館」(紫波町紫波中央駅前2)と「オガールベース」(同)で4月18日、「オガールEXPO(エクスポ)2017」が開催される。
同イベントは紫波町が公民連携で運用する紫波中央駅前都市開発事業「オガールプロジェクト」の一環で行うもの。同プロジェクトでは図書館や病院、産直が入る「オガールプラザ」、宿泊施設とバレーボール専用体育館を備える「オガールベース」、ベーカリーやアウトドアショップなど12テナントが入る「オガールセンター」の3つの官民連携施設と役場庁舎の整備を行ってきた。4月に開所する「オガール保育園」をもって事業街区全ての施設が完成することに合わせ、プロジェクトのこれまでやこれからについて考えていくイベントを企画した。
イベントはシンポジウム、マルシェ、パーティーの3つで構成。紫波町情報交流館で行われるオガールシンポジウムでは、プロジェクトの関係者や運営に携わる町民をゲストに招き全15セッションを実施。大スタジオ・中スタジオ・小スタジオの3会場同時進行で行い、参加者は会場を自由に行き来しながら好みのセッションを聴講できる。同施設の市民交流ステージでは施設内で行われている教室や講座の体験と作品展示、産直「紫波マルシェ」や町内の店舗で販売されているスイーツが集まる「EXPOマルシェ」を開く。
オガールベースの「オガールアリーナ」ではオガールパーティーを開催。オガールエリア内の飲食店による料理や町内産の酒を提供するほか、各種アトラクションを予定する。
同町企画課公民連携室長の鎌田千市さんは「場所ができて、人が集まり、次に何をするかが必要となってくる段階。次の目標は使ってもらえる場所になること。今後どのようなことを行えばより良くなるかについて考える機会にしたい。プロジェクトに関わった各分野のプロの話が聞ける貴重な機会なので、参加してもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時30分~20時30分。入場料はシンポジウム=5,000円(小スタジオのみ無料)、パーティー=6,000円、シンポジウムとパーティー=1万円。マルシェは入場無料だが教室体験に参加する場合は参加費が必要。詳しいイベント内容やチケットの購入方法などはフェイスブックページで確認できる。