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盛岡のホテルが機内食のプロデュース 地元食材ふんだんに

2月21日から提供が始まる「いわて牛のうま煮」がメインのメニュー

2月21日から提供が始まる「いわて牛のうま煮」がメインのメニュー

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 日本航空(JAL)の国内線ファーストクラスで2月1日、「ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィング」(盛岡市盛岡駅前北通)の日本料理「対い(むかい)鶴」がプロデュースする機内食の提供が始まった。

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 JALが進める観光キャンペーン「新・JAPAN PROJECT」の一環として提供される。同キャンペーンはJALと各地域が連携し、観光需要の創出や地域活性化に取り組むもの。2月のテーマが岩手に決まり、機内誌や機内ビデオなどでも岩手の情報を発信していく。

 メニューを考案した「対い鶴」の料理長・須藤義太郎さんは「機内食を考えるのは初めての経験。飛行機の中で提供するに当たってさまざまな制約もあり、細かなところまで工夫を凝らした。お酒とご飯のどちらにも合うもの、冷めてもおいしく、温めるとよりおいしく食べられるものをイメージしながら考えた」と話す。

 特別メニューは国内線ファーストクラスの夕食で提供され、上旬・中旬・下旬と10日ごとにメニューが変更となる。三陸産のタラに「ばっけみそ」を付けた焼き物やいわて牛のうま煮など岩手の食材を使った季節の料理のほか、「弁慶のほろほろ漬け」や「田むらの梅」といった名物もメニューに取り入れている。機内食でも珍しい煮物をメインとしたメニューでは、県産のホタテやサンマ、シイタケなどの炊き合わせを提供する。ご飯には昨年秋にデビューした新品種「銀河のしずく」を使う。

 須藤さんは「岩手の海のものと山のものを両方とも取り入れて、魅力を凝縮したメニューに仕上げた。機内で岩手を味わったら、今度は岩手に遊びに来て、実際においしいものを楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 東京・札幌間など羽田空港発着4路線26便で提供される。今月28日まで。

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