旅行会社「トラベル・リンク」(盛岡市開運橋通、TEL 019-658-8644)は1月21日、「もりおか新年開運まち歩きツアー」を開催する。
同ツアーは盛岡商工会議所が企画し、同社がコース選定を担当。盛岡中心市街地の活性化と観光客の呼び込みや旅行内容の充実を図って企画され、昨年11月末にも同様に中心市街地の名所を歩いて観光するツアーを実施した。今回は「開運まち歩き」と題し、盛岡の「開運スポット」を中心に巡る。
同社社長の北田公子さんは「近年は、県外から来た旅行客を受け入れて地元ならではの体験をする着地型観光が増えてきている。着地型の魅力は、中身が濃くて貴重な経験ができること。今回のツアーでは盛岡の文化や歴史のストーリーを知ることができるこだわりのコースを選んだ」と話す。
ツアーでは、数多くの神社が鎮座していることから「神様のデパート」とも呼ばれる盛岡八幡宮を参拝し、門前町である八幡町、肴町周辺を中心に散策。南部鉄器を扱う「鈴木盛久工房」に立ち寄るほか、老舗菓子店「陽月菓子店」では名物の「ぶぢょほまんじゅう」を味わう。昼食は「料亭 喜の字」で盛岡芸妓(げいぎ)によるお座敷遊びを体験し、その後は「もりおか歴史文化館」や「岩手銀行赤レンガ館」を見学するコースとなる。
北田さんは「県外から訪れる人はもちろん、転勤して来た人や長く住んでいる人にも楽しんでもらえる内容。今年最初の開運探しを参加者の皆さんと一緒に楽しみたい。興味があったら参加してほしい」と呼び掛ける。
参加費は1人5,000円。申し込みは電話とファクスのほか、ホームページでも受け付ける。締め切りは今月13日。