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5回目の「盛岡さんぽ会議」開催へ 小さな場所から生まれる魅力探る

公会堂で行われた第3回の様子

公会堂で行われた第3回の様子

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 ブログ「盛岡さんぽ」とまちづくり会社「MORINOVA(モリノバ)」(矢巾町)が11月26日、岩手県公会堂(盛岡市内丸)で「第五回盛岡さんぽ会議」を開く。

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 同イベントは「盛岡好きによる、盛岡をもっと楽しむためのざっくばらんな会議」。中心市街地の古い街並みに空き家が目立ち始めた事など受け、「盛岡の魅力を無くしたくない」という思いで立ち上げた企画。トークショーなどを通じて盛岡のまちづくりについて考えるイベントとなっている。

 「盛岡さんぽ」の浅野聡子さんは「私たちにできることからまちづくりを始めようと、考える機会をつくりたいと思っていた。最初はただ盛岡が好きというだけだったのに、自分たちでまちづくりができる、何かやってみたい、という人や団体が増えているように感じる。周辺の環境や心境に変化を生み出せたのであればうれしい」と話す。

 5回目となる今回は「魅力あるまちの設計図-ちいさな店が暮らしを変える-」がテーマ。ジャーナリストの佐々木俊尚さん、NextCommonsのディレクター富川岳さんをゲストに迎えトークショーを行うほか、市内に点在する小さな雑貨店やカフェなど「地域に愛される小さな店」に焦点を当て、洋菓子店「シトロン」と雑貨店「背負子」の成り立ちや地域や人々との関わりについての話を通じて、街と人と店の関係が生み出す盛岡の魅力を探っていく。

 浅野さんは「イベント自体が検証するだけのものから、実際の動きを伴う内容へ確実に変わってきている。今まで以上に具体的で地に足についた内容の話になれば。この会議をもう一段階ステップアップしていきたい。ぜひ一緒に盛岡について考えてほしい」と参加を呼び掛ける。

 18時開演。参加費は食事付きで3,000円。申し込みはフェイスブックページで受け付けている。

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