「ニッポンめんサミットin盛岡2016」が11月3日から、「もりおか歴史文化館前広場」などを会場に開催される。
同イベントは今回で3回目を迎え、1回目の開催から30年目の節目となる。盛岡三大麺をはじめとする「盛岡の麺文化」を通して地域の食文化を見直し、盛岡が「麺の都」であることを改めて全国へアピールするもので、「麺」に関するさまざまな催し物が行われる。
主会場の一つである「もりおか歴史文化館前」は、全国から麺の有名店が出店する屋台村となる。日本各地とタイから全15店舗が出店予定で、盛岡三大麺のほか、ラーメン、そば、うどん、パスタなどさまざまな麺料理が味わえる。会場内のステージでは「めんサミットLIVE」も開催。ミスさんさによる演舞やアーティストらによる演奏を楽しめる。同会場内には「岩手県グルメ屋台スペース」を設け、県内の名物グルメやアルコールメニューも提供。もう一つの会場となる「盛岡駅前滝の広場」では全国のご当地即席麺を販売する「ニッポン即席めんマルシェ」を開催。購入した即席麺はその場で食べることもできる。
イベント初日の13時30分から「もりおか歴史文化館前」で行われるオープニングセレモニーには、岩手にもゆかりある女優のんさんが特別ゲストとして来盛。そのほか、ななっく7階「ななっくホール」では、大食いアイドルとして知られるもえのあずきさんによる「わんこそばチャレンジ」や特別落語会を開く。プラザおでって3階「おでってホール」では盛岡冷麺の歴史を学ぶ「冷麺フォーラム」などのイベントを予定している。
会場内の飲食ブースは食券制となり、食券を購入する際には「めんバーズカード」の提示が必要となるほか、イベント観覧時も提示を求める場合がある。会場以外でも「盛岡三大麺普及協議会」会員店舗やめんサミット参加店舗で提示することで、店舗ごとにさまざまなサービスが受けられる。
同イベント実行委員長で東家社長の馬場暁彦さんは「麺が愛されている盛岡ならではの、麺に特化したイベント。当日は麺料理を味わうだけではなく、見て、聞いて、存分に楽しんでもらいたい。ぜひおなかをすかせて遊びに来て」と呼び掛ける。
めんバーズカードは会場内で使える食事券500円付きで、前売り=1,000円、当日=1,300円。プラザおでって、カワトク、フェザンなど市内各所で販売。イベント内容や参加店などの詳細はホームページで確認できる。11月6日まで。