岩手・紫波町で「看板犬」オーディション ウェブサイトで同町PR

カメラの前でかわいらしい表情を見せるワンちゃん

カメラの前でかわいらしい表情を見せるワンちゃん

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 紫波町役場前オガール西広場(紫波中央駅前2)で8月6日、同町の魅力を発信する「看板犬」を決めるオーディションが行われた。

審査員の前で芸を披露するワンちゃんも

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 同町では日詰地区を中心に「リノベーションまちづくり」に力を入れ、その一環として紫波の魅力を発信するウェブコンテンツ制作を進めている。今回は同サイトに登場する「看板犬」を決めるオーディションを行った。当日は晴天の下、同町在住の元気な犬31匹と飼い主たちが集まった。

 同町企画課公民連携室の高橋哲也さんは「物件や施設、風景をただ単に写真で紹介しても面白みがなく、同じ人が続けて取材していくのも難しい。そこで、紫波で暮らす犬たちをモデルにしようと考えた。町内には愛犬と飼い主さんのコミュニティーが多くあり、たくさんのワンちゃんが集まってくれた。犬たちを主人公に紫波の魅力を伝えていきたい」と話す。

 オーディションでは関係者5人が審査員となり、しつけの状態や人懐っこさなどをチェックするとともに動画によるカメラテストを実施。参加した犬は飼い主の指示でカメラの前に座り、かわいらしい表情やしぐさを披露した。中には一芸を披露する犬や、我慢できず動き出してしまう様子、思わず審査員や飼い主に駆け寄る姿なども見られ、会場は笑いに包まれ、参加者は愛犬たちの頑張りを温かく見守った。

 柴犬の十太郎君と参加した石上里美さんは「ペットショップのスタッフに教えてもらい、思い切って参加してみた。暑くて大変だったが、どのワンちゃんも頑張っていて驚いた。選ばれたらうれしいが、オーディションに参加できたことが楽しい思い出」と話す。

 看板犬は1週間ほどの選考を経て決定する。結果は同町ホームページで発表予定。

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