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盛岡の「読書朝食会」が100回目 伝える面白さ、知る楽しさ広める

「150回を目指していきます」と主催の小笠原さん夫妻

「150回を目指していきます」と主催の小笠原さん夫妻

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 盛岡市で開催されている「読書朝食会Reading-Labいわて」が6月25日、第100回を迎えた。

参加者から記念のサプライズプレゼントも

 同会は月に1度、月末の土曜か日曜の午前中に開かれている読書会。市内のカフェなどの飲食店を会場に、グループで自分のお薦めする本を5分程度で紹介し合う。本のジャンルは問わず、小説、専門書、絵本のほか写真集や漫画を持って来る人もいるという。2009年6月に始まり、今年で7年目を迎えた。

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 主催の小笠原康人さんが読書会を始めたきっかけは、東京で働いていた時に朝活として読書会に参加していたこと。盛岡に戻ってきた後、市内で開催している人がいなかったため、「自分が始める」と思い立った。最初は参加者も少なく、副会長を務める妻の純子さんと2人きりの時もあった。康人さんは「あっという間に100回を迎えていた。これも参加してくれる皆さんのおかげ。感謝しかない」とこれまでを振り返る。

 25日に開催された100回目の読書会は「cafe BLUME」(菜園2)を会場に、26人が参加。いつも通りブログで参加者を募ったところ、すぐに定員になったという。今回は「参加者とゆっくり話がしたい」という思いから、特別に夕方からの開始となった。

 イベント前半の「100回分振り返りトーク」では、主催の2人がこれまでの読書会を振り返り、開催のきっかけや苦労、読書会の魅力などを語った。これまでで1番紹介された本や1番参加している参加者の発表もあった。

 参加回数が最多の参加者は、44回参加している藤原澄子さん。藤原さんは「自分が1番参加しているなんてびっくり。朝活がしたくて探していたら、この読書会を見つけた。幅広い年齢層の、いろんな職業の人が集まって、いつも新たな出会いがあるのがいいところ」と話す。

 後半は参加者による1分間の本の紹介が行われた。こちらも普段とは趣向を変え、プレゼンテーションした本をプレゼントする「プレプレ大会」として、紹介した本をその場で他の参加者にプレゼントする内容。参加者らは手ぶり身ぶりを加えながら表情豊かに紹介し、本を受け取った人からも笑みがこぼれた。

 「自分の好きなものを紹介するから、面白さがより伝わる。感想をじかに聞いて、本と人との出会いが楽しめるのが、この会の魅力」と純子さん。読書会の今後について康人さんは「毎回新鮮な驚きがあって、誰でも気軽に参加できる会にしていきたい。次は150回を目指します!」と意気込む。

 次回開催は7月。詳しい日時や参加方法はブログで確認できる。