「シュタイフ盛岡店」(盛岡市菜園1、TEL 019-625-1880)が6月11日、オープンした。
同店は世界で初めてテディベアを作ったドイツのぬいぐるみブランド「シュタイフ社」の公式店。東北初出店となり、東日本でも東京以外では初めての店舗となる。
同店代表の岩渕公二さんは盛岡出身。同社のもの作りの考えや東日本大震災復興支援の取り組みを知り、盛岡でも同社の商品を紹介したいと考えていたという。岩渕さんは「『子どもに最良のものを』という考えに共感し、縁あって盛岡にシュタイフの公式店を開くことができた。子どもから大人まで安全に使える商品を多くの人に手に取ってもらいたい」と話す。
13坪の店内には、大小さまざまなテディベアのほか、さまざまな種類の動物のぬいぐるみ130体ほどが並ぶ。ぬいぐるみは全て職人によるハンドメードのため、1体1体少しずつ表情が違うのが特徴。中には、着物を着た日本らしいテディベアや他のキャラクターとコラボレーションしたアイテムも並ぶ。木馬などの大型商品や国内ではあまり流通していないベビー・子ども服(3歳児くらいまで)も取り扱う。
オープン初日は市内外から来店客が集まり、沿岸地域から足を運ぶ人もいたという。岩渕さんは「実店舗は実際に手に取って触れられるのが魅力。じっくりと眺めながらお気に入りの1体を選んでほしい。ぬいぐるみを見ているだけでも気持ちが安らぐと思うので、遊びに来てもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は10時30分~19時。水曜定休。