盛岡市動物公園でアルパカの赤ちゃん誕生 愛称も募集中

お母さんのモコと寄りそう可愛らしい様子

お母さんのモコと寄りそう可愛らしい様子

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 盛岡市動物公園(盛岡市新庄、TEL 019-654-8266)で6月5日、アルパカの赤ちゃんが誕生した。

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 母親は今年3月から同園に仲間入りした「モコ」。モコは妊娠した状態で同園にやってきたが、出産予定日は不明。5月下旬に毛刈りを行った時に、腹の膨らみや胎動が確認されていた。6月5日の昼ごろ、来園者から「モコの様子がおかしい」と通報を受け、飼育員が駆け付けるとモコは座った状態で出産を始めていた。飼育員と来園者らが見守る中、赤ちゃんは無事誕生し、その後30分ほどで立ち上がったという。

 生まれた赤ちゃんは雄で、生まれた時の体高は80センチ、体長は70センチ、体重は7.6キロ。7日から公開が始まり、白く柔らかくモコモコした毛に覆われた愛くるしい姿が来園客から人気を集めている。モコにぴったりと寄り添い、時折その周りを跳ね回るなど元気いっぱいな様子も見られる。

 現在、愛称を募集している。投票箱は園内の動物資料館ホールに設け、1週間で400通ほどの応募があったという。締め切りは26日で、7月3日に愛称と名付け親を記入した看板をアルパカの展示場前に設置して発表する。名付け親には記念品が贈られる。

 同園の村山淳さんは「赤ちゃんの成長は皆さんが思っているよりずっと早い。すくすくと成長してあっという間に大きくなる。今しか見られない赤ちゃんの姿をなるべく早く見に来て、名前を考えてもらえれば」と呼び掛ける。

 開園時間は9時30分~16時30分。入園料は大人=500円、中学生以下・65歳以上は無料。水曜休園。

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