盛岡市のセレクトショップ「CIY」(盛岡市大通1)と「NAGASAWA COFFEE」(上田1)で4月15日から、台湾のショップやアーティストを招いたコラボイベント「Sounds like general - Ordinary thinking」が開催される。
盛岡と台湾をそれぞれ拠点にしている店舗同士の交換イベントとして企画。6月には台湾でのイベントを予定している。開催のきっかけは、SNSを通じて台湾で活躍する人たちとの交流があったことだという。
CIYの小山むつみさんは「自分たちが台湾を訪れたこともきっかけの一つ。いわて花巻空港から直行便も出ているので、岩手や盛岡にとっては一番近い外国だと思う。台湾の人たちは日本のファッションやカルチャーにすごく興味があって、それを自分たちの文化にうまく取り込んでいて、完成度も高い。あまり日本と変わらないような気がする」と話す。
イベント名の「Sounds like general - Ordinary thinking」は、「なんてことのないもの」「何気なく見ているもの」という意味。普段から身に着けている服や耳にする音楽、写真、本など、常に目に留まるものこそ強く、意味があるものだということがテーマとなっている。今回は台湾に店舗を構え書籍のセレクトやキュレーションを行っている「下北沢世代」がファッション、音楽、出版、アートなどの分野から13のアーティストやレーベルを選び、ポップアップストアを展開。台湾で活動する写真家の作品展も同時開催する。
小山さんは「盛岡の人はもちろん、台湾から旅行に訪れる人にも立ち寄ってもらえたらうれしい。ちょうどゴールデンウイークの時期なので、CIYとNAGASAWA COFFEEをはしごして、街歩きも楽しんでほしい。気軽に遊びに来て」と呼び掛ける。
イベントと参加アーティストやレーベルの詳細はホームページで確認できる。5月15日まで。