滝沢市のご当地キャラクター「ちゃぐぽん」が3月10日、披露された。
同キャラクターは昨年、デザインの公募が行われ、応募総数167点の中から市民らの投票によって選ばれた。9月にデザインが決まり、ご当地キャラクター実行委員会によって名前が付けられ、今回お披露目となった。
滝沢市経済産業部企業振興課の野舘洋輔さんは「無理やりな感じもなく、バランスがいいデザイン。滝沢の良いところがぎゅっと盛り込まれたキャラクターになった。まずは市民の皆さんに親しみを持ってもらい、認知度を上げていきたい」と話す。
ちゃぐぽんは岩手山の森からチャグチャグ馬コに乗って降りてきた妖精。チャグチャグ馬コと市の特産であるスイカをモチーフにしたデザインで、もんぺ姿に馬の耳がついたスイカ型のかさをかぶり、馬のしっぽをイメージした茶色い三つ編みが特徴。腰には馬コの鈴を身に着けている。お披露目式では同市の営業係長に任命され、今後は滝沢市をPRするため市内外のイベントや小中学校の行事に登場するという。
18日にはIGRいわて銀河鉄道の巣子駅開業10周年イベントにも登場。子どもたちを中心に幅広い年代の市民からの人気を集めた。現在はLINEスタンプの準備も進められている。
野舘さんは「ちゃぐぽんはこれから、滝沢をPRするためにいろいろな所に出掛けていく。市民の皆さんはもちろん、多くの人にかわいがっていただいて、育てていただければ」と呼び掛ける。