1月20日、ラーメン店「極だし拉麺(ラーメン)和KAZU」(盛岡市上田1、TEL 019-626-5556)がオープンした。
店主の福島和宏さんは秋田県鹿角市出身。実家が飲食店を営んでいることもあり、5年間盛岡の飲食店などで働いていた。同店を開いたきっかけはラーメンが好きだったからという。福島さんは「盛岡はいい街で、とても大好きな場所。盛岡で暮らしたい気持ちが強く、縁あってここに店を構えることができた。ラーメンは趣味のようなものなので、自分が楽しみながらいろいろなラーメンを作りたい」と話す。
店舗面積は約8坪。席数はカウンター6席。
店主一押しの「淡麗煮干し中華」(750円)は、化学調味料を使わず、イワシ・アジ・焼きアゴの3種類の煮干しにハマグリを加えただしが特徴。トッピングはネギ、ナルト、のりのほか鶏と豚の2種類のチャーシューで、麺は卵麺を使用。あっさり味のスープで麺の味がしっかり感じられるようにしている。
そのほか、「根性ラーメン」(700円)や「納豆みそラーメン」(750円)など4種類のラーメンと月替わりラーメン1種類を提供。青森のブランド鶏「桜姫鶏」の空揚げや、秋田県のブランド豚「桃豚」を使ったミニ丼などサイドメニューやセットメニューも。周辺に学校が多いこともあり、替え玉1回無料サービスも行っている。
オープン後は多くの客が訪れ、福島さんの地元から足を運ぶ人も。「全メニュー制覇する」と何度も来店するリピーターも増えている。「お客さまと楽しんでいく店を目指していく」と福島さん。「趣味だからこそ、こだわって作っている。これからも新しいことに挑戦していくが、ゆくゆくは上田に人の流れを作って地域貢献もしたい。良いものを提供して、食べた人に幸せになってほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~15時、18時~22時。水曜定休。