地域スポーツチームを支援する新サービス「ふるさとスポーツ.jp」の提供が11月30日、始まった。岩手ビッグブルズも加盟する。
同サービスを始めたのはルートインBCリーグを運営する「ジャパン・ベースボール・マーケティング」(新潟県)と「クレメンテック」(東京都)。Jリーグ発足を契機に日本のプロスポーツが地方に拡大。歴史の浅い地域スポーツの経営は簡単ではないことから、アフェリエイトサービスを活用した同システムを考案した。現在、野球、アイスホッケー、バスケットボールなど14チームが加盟する。
サポーターが同サイトで応援したいチームへ無料登録を行い、サイトの「ポイント寄付で応援」「旅・レンタカーで応援」「ショッピングで応援」などのカテゴリーサービスからサービス提供会社のサービス利用や商品を購入することで、利用金額の一部から応援金額が応援チームに支払われる。サポーターの応援メッセージも投稿可能で、岩手ビッグブルズでは、ブースター約1万2000人の登録と利用を期待している。
サービス開始時点でクレジット会社やオンラインショッピングを中心に29社が提携。年内までに100社以上を予定しているほか、来年4月からは電力会社との提携も視野に入れている。現在はスマートフォン版のみの運用だが、年内にはPC版のサービスも始める。
岩手ビッグブルズを運営する岩手スポーツプロモーションの山口和彦社長は「皆さんの応援が地域スポーツの力になる。地域スポーツを一緒に盛り上げて」と呼び掛ける。