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岩手の小学生の作文、映画化へ 短編映画「未来のカケラ」製作発表

(左から)森岩手復興局次長、渡邊世紀監督、岩間壮太さん、別所哲也さん、別府政府広報

(左から)森岩手復興局次長、渡邊世紀監督、岩間壮太さん、別所哲也さん、別府政府広報

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 ホテルメトロポリタン盛岡NEWWING(盛岡市盛岡駅前北通)で11月29日、「わたしたちのふるさと10年先の物語-東北を元気にする作文」の授賞式が行われ、大槌町の小学5年生岩間壮太さんが最優秀作品に選ばれた。

自分の書いた作文を読み上げる岩間壮太さん

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 2015年7月からスタートした内閣府と復興庁による企画「未来へススモーション!!新しい東北」キャンペーンの一環。子どもたちの未来に向けた元気な姿を描いた作文を募集し、最優秀賞作品を原作に短編映画を製作する。授賞式では、短編映画制作委員会委員長を務める別所哲也さんから4人の受賞者に賞状が手渡され、本人たちによる朗読も行われた。

 最優秀作品には岩間さんの「震災から4年と半年(感謝を忘れない)」が選ばれた。賞状を受け取った岩間さんは「(自分の経験したことを)人に伝えるために作文を書いた。自分の作文が映画になるとは思っていなかったのでびっくりしている」と喜びを話す。

 併せて、短編映画「未来のカケラ」の製作発表会も行われた。ストーリーは、見習い大工である主人公・壮太の日常を通して、過去に自分と同じ痛みを背負った大切な人への思いが明らかになっていくという内容。主演は須賀健太さん、大島麻衣さんが務める。

 同作は2016年1月完成予定。2月に政府広報オンライン特集サイトで公開し、県内での上映会、BS特別番組での放送も予定する。

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