盛岡ガス滝沢工場(滝沢市)にスイカ柄の球形ガスホルダーが復活し、11月24日に足場が取れ全体がお披露目された。
9月から10月末にかけて、同工場敷地内にあったスイカ柄のガスホルダー「No.1球形ガスホルダー」が解体、撤去され、隣接する「No.2球形ガスホルダー」を「スイカ柄」に塗装し直した。
同ガスホルダーは1980(昭和55)年に建設され、高さ25メートル、直径21メートルで、約5万世帯の半日分の製品ガスを貯蔵できる。以前は滝沢の名物「チャグチャグ馬っコ」の柄が描かれていた。2005年に検査と塗装が行われて以来、10年ぶりの検査で同市の特産品にかけ、スイカ柄に塗り直した。
盛岡ガス滝沢工場製造課係長の小林道泰さんは「以前あったスイカ柄のガスホルダーを参考に、同じに見えるようにまねて描いていた。高速道路からも見えるので楽しんでもらえたら」と話す。