高校生が大人と交流する「いわて高校生ゼミ」が11月23日、KAKERU(盛岡市大沢川原3)で行われた。
「人生思いもよらぬことばかり、楽か厳しいなら厳しいほうをとるように」と高校生に話す牛崎さん
学校を一歩出たところで高校生が働く大人と交流することで、岩手で働く生き方を学び、大人とフランクに話し合える場の提供をすることを目的に高校生が主体となって企画する同イベント。
今年6月にプレゼンテーションイベント「イワトック」で代表の盛岡三高3年瀧本佳央さんがプレゼンテーションしたのをきっかけに、9月には大人と高校生が混ざり合い「高校生大人サミットin 岩手」を開催。今度は、高校生をメーンに実施したいと同イベントを企画した。
1回目となる今回は「きらきら働く女性になりたい!!」をテーマに、ジョブカフェいわての牛崎志緒さん、盛岡市議会議員の櫻裕子さんがゲストとして、自分自身の学生時代から今に至るまでの経験を高校生に向けて話した。櫻さんの「自分でも想像していなかった人生。チャンスもあるので失敗しても失敗から学んでチャレンジしてほしい」という話に、参加した高校生10人が真剣に聞き入った。
交流タイムでは、高校生が「自動車の開発がしたい」「マレーシアに学校をつくりたい」など自分の夢を語り、ゲストがこれからの生き方、夢に近づくためのアドバイスをする場面も。
参加した一関一高2年の小松あゆかさんは「イベントを知って何気なく参加したが、学校では教えてくれないこともあったので今日学んだことを学校の友人にも教えたい」と目を輝かせた。
12月23日と1月23日にも開催予定。フェイスブック、メールで申し込みを受け付ける。