「第30回全日本わんこそば選手権」が11月8日、盛岡劇場(松尾町3)で行われた。
3人編成のグループで1人2分間の持ち時間で何杯食べたかを競う一般グループ選手権には、盛岡市のほか福島県や栃木県、神奈川県など県外からの参加者も見られた。30回目を記念して、サッカークラブ「グルージャ盛岡」とラグビークラブ「釜石シーウェイブス」も参加し大会を盛り上げた。
15分間にわんこそばを食べた杯数で競う一般個人選手権には、毎年参加している常連参加者のほか、本年度の花巻「全日本わんこそば大会」女子の部で優勝した女性などが集まった。
注目は昨年2連覇を達成した小田原市在住の井本英明さん。3連覇がかかる今年はハンディキャップとして5分遅れてのスタートだったが、他参加者が苦しそうに箸を進める中、箸の動きを止めることなく猛追し338杯の記録で3連覇を果たした。
井本さんは「3連覇は、魔女の(異名を持つ)菅原初代さん以来の快挙。昨年より杯数が少なくて残念だったが3連覇できてうれしい」と話した。