復興推進デジコンシェアオフィスMORIOKA(盛岡市本宮5)はアイーナ(盛岡駅西通1)で9月12日、人工知能ロボットの活用を考えるワークショップ「第1回デジロボコンカフェ」を開催した。
バランス抜群の2足歩行ロボットならではの太極拳やダンスも披露
同イベントには仏アルデバラン社製の人工知能ロボット「NAO(ナオ)」2体が登場。プログラミングで「NAO」を動かす仕組みについて学び、活用の場が増えてきている人工知能ロボットに実際に触れ、盛岡での活用について考えるワークショップ。デザインを学ぶ学生やIT関連会社に勤める人など約20人が参加した。
NAOは、体長58センチのヒューマノイド型ロボット。19カ国語に対応可能で、顔認識機能も充実しており、会話も可能。音声機能の高さに定評のあるロボットで、研究や教育期間で活用されている。この日は、ロボットダンスを披露したほか、参加者と英語での会話しながら、触れ合う場面も見られた。
復興推進デジコンシェアオフィスMORIOKAマネジャー長瀬稔さんは「まずは人型ロボットをどんなものなのか感じてもらい、実際にどう活用していくかみんなでアイデアを出し合いたい。盛岡ではロボット産業はメジャーではないが将来的には技術者を育てていきたい。今後産業として目指していきたいので、技術がない人にも興味を持って注目してもらえたら」と話す。
第2回は10月ごろ開催予定。