7月18日、いわて国体・大会PRのために制作されたマスキングテープ「いわてワンコテープ」が発売され、人気になっている。
同商品は、わんこきょうだいグッズを手掛けてきた福祉事業所北上アビリティセンター(北上市)とラベルシール製作を行う佐々木印刷(北上市)が、業種の垣根を越えて商品を共同製作する「うるわ紙ニッポンパッパープロジェクト」の第1弾として製作。北上で販売を始めた。
岩手33市町村キャラクターや名物、観光地に合わせてデザインされたわんこきょうだい「市町村ご当地バージョン」のイラストを使用したマスキングテープで、長さは10メートル。90センチごとに33市町村のイラストが一周する。付属の「そばっち」のテープホルダーで卓上に飾ることもできる。土産として持ち運びができるようにと箱に入れパッケージにもこだわった。
北上アビリティセンター副所長の赤坂良幸さんは「国体を応援する商品を作りたいと思っていた。問い合わせも多く、予想を超える人気に驚いている。県外の人に知ってほしいのでPRできてよかった」と話す。
岩手県庁生活協同組合課長の佐藤俊哉さんは「7月24日に初めて30個入荷して即完売だった。お土産にと何個も買う人が多い」と話す。再入荷した100個も売れ行き好調。8月1日からは盛岡さんさ踊りも始まり、観光客にも人気だったという。
反響が大きかったことから、現在第2弾として競技バージョンのデザインを使用したマスキングテープを企画。テープホルダーには県北エリアのこくっち、県央エリアのとふっち、県南エリアのおもっち、沿岸エリアのうにっちの4種類を用意する。10月1日の発売を予定している。
価格は410円。盛岡市内は岩手県庁売店、もりおか歴史文化館、もりおか町家物語館のほか、市内商業施設で購入できる。