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岩手にこだわる多国籍料理店 シャッター店舗を今風に改装

元の店舗のコンクリート壁を生かしたスタイリッシュな店内

元の店舗のコンクリート壁を生かしたスタイリッシュな店内

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 6月18日、開運橋のたもとにインターナショナルダイニングバー「Aeron Standard(アーロンスタンダード)」(盛岡市大通3、TEL 019-613-2284)がオープンした。

スペインの伝統料理「エビとキノコの南部鉄器チュブチュブ(アヒージョ)」(880円)

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 盛岡市出身で東京から岩手へUターンしてきた同店オーナーが、外から見た岩手の良さを自分たちの目線で伝えられる店をつくりたいと開いた。ライフスタイルをテーマに「食事・空間・遊び」を提供する店を目指す。

 「シャッター街の店舗を一つでも開けて活性化につなげたい」と、開運橋通りの店舗を一から改装。建物のコンクリート素材を生かしたスタイリッシュな空間に生まれ変わらせた。約20坪の店内には、カウンターなど35席を用意する。

 同オーナーは「全てを壊して新しくするのではなく、古いものを生かして今っぽくやりたいと思っていた。開運橋周辺も寂しかったので、ここから地域を盛り上げていけたら」と期待を込める。

 地元の食材を生かしたいと地産地消にも取り組むほか、南部鉄器を利用したスペインの伝統料理「エビとキノコの南部鉄器チュブチュブ(アヒージョ)」(880円)など多国籍なメニューをそろえる。岩手から生まれた素材の良さを客に体感してもらおうと、県産木材を使ったプレートや南部鉄器を使った食器で提供する。ドリンクは、ニューヨークで人気のクラフトビール「ブルックリンラガー」をメーンにオリジナルカクテル「アーロンコロナリータ」 (1,200円)などを用意。

 同オーナーは「岩手は食材がおいしいので、地元の人だけではなく盛岡を訪れる人にも岩手のおいしさ、岩手の文化を伝えていきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。火曜定休。

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